米国株ウィークリー相場予想【6.17~6.21】

今週の米国株イベント

先週末の主要3指数

先週末の主要3指数の終値はこちら。

S&P 500
2,886.98
-4.66(-0.16%)

Dow 30
26,089.61
-17.16(-0.07%)

Nasdaq
7,796.66
-40.47(-0.52%)

小幅のマイナスでした。

 

さて、今週6月17日、月曜日からの米国株式市場はどうなるか?

その前に、先週の「米国株ウィークリー相場予想」を振り返ります。

 

先週の米国株ウィークリー相場予想

先週6月10日から6月14日は、「レンジ相場」と予想しました。

先週の予想はこちら。

 

当たり外れの基準は、S&P500の先々週の終値から先週の終値を、以下の騰落率で判定します。

+1.50%以上 ⇒ 上昇相場

-1.50%以下 ⇒ 下降相場

+1.49%~-1.49% ⇒ レンジ相場

 

では、予想は当たったのか検証します。

 

S&P500の終値は、

先々週 : 2,873.34

先週 : 2,886.98

騰落率+0.47

 

結果 ⇒ 「当たり」

+0.47でレンジ相場になりました。

 

先週の分析

先週の流れは、

10日(月)は、前週金曜、雇用統計で雇用の伸びが鈍化し、予想を大きく下回った流れを受けていましたが、メキシコ関税のストップ報道によりS&P500は続伸。

そこからは徐々に小幅に続落。

木曜日にはホルムズ海峡で日本のタンカーが砲撃を受けた事件がありましたが、為替、株価共に影響は限定的でした。

そして金曜日は小幅の下げで終了。

 

まとめると、「あれやこれやあったのに、株価や為替に影響は少なかった」ということになります。

 

今週の日程

今週の日程で気になったのはこのあたり。

6/17 21:30 米国6月ニューヨーク連銀製造業景況指数

6/17 USTR(米国通商代表部)が対中追加関税に関する公聴会を開催

6/18 FOMC (米連邦公開市場委員会) 1日目

6/18 21:30 米国5月住宅着工件数

6/18 トランプ米大統領が2020年大統領選に正式出馬を表明する見通し

6/18 英国保守党党首選・2回目の議員投票

6/18 フェイスブックが独自仮想通貨に関する概要を発表予定

6/18 決算 アドビシステムズ

6/19 FOMC (米連邦公開市場委員会) 2日目

6/19 決算 オラクル

6/20 3:00 FOMC終了後に政策金利を発表

6/20 3:30 パウエルFRB議長が記者会見

6/20 20:00 英イングランド銀行 (BOE) が政策金利を発表

6/20 21:30 米国1-3月経常収支

6/20 21:30 米国6月フィラデルフィア連銀製造業景気指数

6/20 23:00 米国5月コンファレンスボード景気先行総合指数

6/20 EU首脳会議 (ブリュッセル、~21日)

6/20 ASEAN首脳会議 (タイ・バンコク、~23日)

6/20 米スラックがニューヨーク証券取引所に上場予定

6/21 22:45 米国6月製造業PMI

6/21 22:45 米国6月サービス業PMI

6/21 23:00 米国5月中古住宅販売件数

 

注目は太字赤字の以下。

6/20 3:00 FOMC終了後に政策金利を発表

6/20 3:30 パウエルFRB議長が記者会見

 

あとこれも

6/17 USTR(米国通商代表部)が対中追加関税に関する公聴会を開催

 

・・・

 

こんなもんかな~、今週の予定は。

 

これらを踏まえて、今週はどうなるか?

予想してみましょう。

 

6.17~6.21の米国株ウィークリー相場予想

今週、6月17日から6月21日のS&P500の値動きは、

「下降相場」と予想。

 

今週のメインイベントは何と言っても「FOMCの金利発表、パウエル議長の声明」ですが、そこで近々の利下げへの言及はほぼなく、株価は1.5%ほど下がるのでないか、という読みです。

雇用統計の結果は悪かったですが、それだけですぐ判断する材料にしない。

 

PCEコア・デフレーターによるインフレ率もまずまず安定してる。

1月 1.8%

2月 1.7%

3月 1.5%

4月 1.6%

FRBが目標とする年2%のインフレ目標に対して、1.5~1.6くらいなら利下げの気配が強くなるとも思えない。

 

ただ、米国10年債の利回りが2%を下回りそうな最近の傾向があるので、利下げを匂わす可能性もあります。

 

・・・

 

もう1つは、注目というほどのビッグな報道はないかもしれませんが、17日の「USTR(米国通商代表部)が対中追加関税に関する公聴会を開催」についても気になるところです。

 

こちらはウォール・ストリート・ジャーナルより

ドナルド・トランプ米政権は今週、中国からの輸入品に課す関税が製造業に及ぼす影響を巡り、米複合企業ゼネラル・エレクトリック(GE)など各業界の大手企業からの批判に直面するとみられる。

米通商代表部(USTR)は15日から3日間の日程で、関税案に関する公聴会を開催する。米政府は総額500億ドル(約5兆4600億円)相当の中国製品に追加関税を課す案を示しているが、公聴会にはサプライチェーンが影響を受ける企業だけではなく、中国に製品を輸出する企業も参加する。一部製造業や農家なども、中国政府が報復関税に打って出れば影響を受ける可能性が高いからだ。

この公聴会を含め、今週は米政府にとって貿易政策面で多忙な一週間となりそうだ。ロバート・ライトハイザーUSTR代表のチームはこのほか、期限が迫っている北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉を巡りメキシコやカナダと協議する。米政権はNAFTA修正案の年内採決を目指しているが、議会指導部はそのためには17日までに通知を受ける必要があると指定している。

米ビジネス界はトランプ政権の貿易イニシアチブに懐疑的な姿勢を示すことが多く、1974年に定められた通商法301条に基づき検討されている関税措置については特にその傾向が強い。公聴会で証言する機会を求めた米家電販売大手ベスト・バイやスウェーデンの家電大手 エレクトロラックス など大手企業の幹部は、その場で不満を表明するとみられる。

一方、中には対中関税措置を支持する製造企業もあり、課税対象となる中国からの輸入品をさらに拡大するべきだとの声もある。関税を支持するのは中国市場への進出を阻まれている製造企業や、鉄鋼に別の関税か課されたことで負担が増している企業が含まれる。

 

18日は、トランプ大統領が2020年大統領選に正式出馬を表明する見通しです。点数稼ぎと、振り上げた拳をどの程度下げてからパンチするつもりなのか、相変わらず全く読めませんが、そろそろ上段に構えた拳を中段くらい下げないと時間的に間に合わなくなります。

つまり、「トランプはアメリカ経済を混乱させた張本人だ!」、と対立候補を勢いづかせることになりかねません。

 

以前も書きましたが、不利なはずの中国が、時間稼ぎという強力なカードを切り続ける限り、追い詰められているのはむしろトランプさんのような気がします。

かといって関税以外にアメリカのカードはあるだろうか?

 

軍事的な圧力は危険すぎる。

中国人のアメリカ入国の排除? 人権うんぬん言っている国がそれはできない。

第2、第3のファーウェイを探して吊るし上げる? う~ん、そんなうまいこといくだろうか。

ロシアを味方に引き入れる? ネタがなさそう。クリミア半島侵攻が最近だったらまだカードに変えられたか。

中国と仲が悪いインドにちょっかいを出してもらう? いや何もできないだろう・・・。むしろインドは最近じゃ中国に接近している。

中国が一番嫌なのは、自国の人権活動だったり、共産党批判だったりするのでしょうけど、そんな工作ができるだろうか? CIAが映画みたいに。

 

最近の香港で、容疑者の身柄を中国本土にも引き渡せるようにする条例の改正案についての反対暴動なんかは、やっぱり嫌でしょう。中国は。

まさかそこにアメリカのスパイが工作している? まさかね。

 

やはり、肉を斬らせるけど骨は断たせない戦略だと思う中国が、最終的な勝者になりそう気がします。

 

あと懸念点はなんだろう?

 

ハードブレグジットとかGAFAの課税や独禁法問題あたりかな。

 

そんなこんなで今週の予想は下降相場としておこう。

 

前回の予想はこちら

 

いいね!と思ったら応援クリックお願いします!

にほんブログ村 株ブログ 米国株へにほんブログ村 その他スポーツブログ NBAへ