と言われたら、「う~ん」と一度考えるくらいがちょうどいい。
即答で、
『私は向いてるね。なぜなら今までの実績が○○で・・・』
みたいな人は意外に危険かもしれませんよ。
「リスク許容度診断」みたいサイトやツールがたまにあります。
チョイチョイやってみるんだけど、何かあてにならないんだよね。直感的に。
投資には、自分の弱さや嫌なところと向き合わなきゃいけないドロドロした面があります。
ウェルスナビをやってみたときも診断がありましたが、ただ表面を優しく触るだけの診断でした。
つまり、自分の内面は抉られなくて済んだわけ。
でもそれじゃ意味無いんだよな。
もっとマシな診断はないものか・・・?
モーニングスターリスク許容度診断というものがありました。
リンクは↑から。
どれどれ~?
リスク許容度診断
Q1 投資期間は、どの程度を想定していらっしゃいますか?Q2 今回の投資金額が金融資産全体に占める割合はどの程度ですか?
Q3 投資に対する知識はどの程度お持ちですか?
Q4 金融商品を選択する上で重視する点は何ですか?
Q5 今までどれくらいの投資経験をお持ちですか?(複数回答可)
Q6 保有している金融商品に大きな損失が発生したらどうしますか?
Q7 次の投資成果のうちイメージに近いものはどれですか?(100万円を1年間投資した場合)
出典:モーニングスター
それぞれ3択か4択で選んでいく。
ポチポチ・・・
そして診断ボタンをクリック。
・・・
これが診断結果。
投資をやるやらないじゃなくて、向いているアセットアロケーション(ポートフォリオ)を提案してくれるようです。
私は「積極型」と診断されました。
これで積極型!?(笑)
私のアセットアロケーションは97%米国株なんだけどな。
こんな表面的な質問で、リスク許容度もリスク耐性も分かるもんかね?
まあ参考にはなるか。
もう1つありました。
「45歳から始める金持ち老後入門!」というキャッチフレーズが付いている「定年男子 定年女子」という本に書いてあった、「リスク耐性を判定する12の質問」を紹介します。
こっちのほうが全然マシです。
こちらです。ぜひ答えを見ずにやってみましょう。
これ、どういう結果になったらリスク耐性が低いか分かります?
・・・
そうです。
質問に当てはまる項目が多いほど、リスク耐性が低いようなんです。
・・・
ふむ・・・
さっきのモーニングスターとかウェルスナビとかより全然マシだな。
何となく分かる気がします。
5、6、7番が引っ掛けや矛盾のようでいて、やっぱり当てはまるんだな。
投資は山あり谷ありです。
今の米国株式市場は山ですが、いずれ谷も来るでしょう。
山のときだからこそ、自分の正体を知っておくことは大切です。
さっきの質問程度では、自分の潜在意識の入り口にしか辿りつけないでしょうが、傾向が分かるだけでも儲けものです。
え?
私ぱたるの結果はどうだったかだって?
私は、
9, せっかちで結果を早く求めたがる
の1項目だけ該当しました。
ここで「よっしゃ~、1個ならセーフ」とか思っちゃダメなんだ。
「この診断の精度は怪しいんだ」くらいに思っておけばOK。
それに、リスク耐性が高い=投資で高いリターンを得られる、とは限らないからね。
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