2019年FOMCの日程を見てから株を買え
AOKY(古)
1月1日は元日で米国株式市場は休みです。
なので、いつもの「○○だからブログは書かないよ」シリーズを書こうと思ったのですが、今日、新年初日の米国株式市場で、開場からいきなり買いに入る人がいるかもしれないので、この記事を書くことにしました。
このタイトル通りなんですが、「株を買ってもいいけど、※FOMCの日程を見てからにしたほうがいいよ」っていう内容なんです。
※FOMC=FRBの政策金利の決定会議
2019年もFOMCの発表に影響される
2018年の米国株相場を、漢字一文字で表すとしたら「利」かな。(こういうこと言い出すのがオヤジっぽい)
利は利上げの利でもあり、金利の利でもあります。(意味は同じね)
それほどFRBの政策金利(※FF金利)の引き上げは、去年の1月から12月まで嫌というほど影響しました。
特に10月と12月の利上げでは「利上げは確実」と言われていたにもかかわらず、大きく下落。
短期間での騰落率は、リーマンショックに勝るとも劣らない勢いでした。
「おまえら利上げを織り込んでたん違うんかい!」
と、心の中で機関投資家や大口投資家、自動トレードのシステムに突っ込みを入れましたが、空しくハートのトンネルで反響していただけでした。
※FF金利とは、フェデラル・ファンド金利の略で、連邦準備銀行に預け入れる無利息の準備金(フェデラル・ファンド)が足りない銀行が、余っている銀行にお金を借りるときに適用される金利です。FFレートとも言う。
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パウエル議長とトランプ大統領は立場が違う
12月の利上げから株価の急落を受けて、トランプさんはFRBのパウエル議長を批判しています。
表向きは「米国経済を混乱させている!」と。
本当の理由は「もう次の大統領選は始まっているのに、俺の実績を汚すつもりか!?」です。
実際、雇用も順調に伸びてますし、失業率も下がっている。
去年の秋冬に、多くの企業の決算発表がありましたが、業績もなかなか悪くない。
それらを冷静に考えると、多分パウエルさんは間違っていないのでしょう。
2019年の利上げ回数も、当初3回ほどと言われていましたが、最近では1~2回に減らすと観測されています。
つまり、バランスも考えているわけですね。
次の利上げを「稲妻が輝く瞬間」にできるか!?
2019年の利上げ回数が何回になるかまだ分かりません。
株価の軟調が続くようならゼロ回もあり得ると思っています。
ただ、直近の株価は続伸しており、そのまま上昇トレンドに向かうなら、次に来る「冷たい雷=利上げ」がいつ頃なのか予想しておけば※逆張りも狙えます。
チャールズ・エリスが言う「稲妻が輝く瞬間」です。
※逆張りはETFでの買いです。個別株の逆張りはおすすめしません。
2019年FOMCの日程
まあ、そんな簡単に稲妻が捉えられたら誰も苦労しないんですが、とりあえず今年2019年のFOMCの日程を見てみましょう。
2019年FOMC日程
1月30日
3月20日
5月1日
6月19日
7月31日
9月18日
10月30日
12月11日
なんとなく、予想しないとブログ的に面白くないから、2019年は「7月の利上げ1回のみ」としておこう。
NISAの買うタイミングも考えよう
私は去年、「2019年のNISAは3月までには120万円分買っちゃおう」と思っていました。
1月に一気に買うのはためらう。
けど、年末までダラダラ買うのは機会損失になるはず。
このような理由からです。
しかし、去年10月、12月で織り込んでいたはずの利上げに、市場が強烈なNOを叩きつけたのを見て、
株価のトレンド
FRBメンバーの発言
アナリストの予想
このあたりを見てからゆっくりNISAを買おうと思い直しました。
そううまくいくとは限らんけどね!