IMF、2019年アメリカ経済見通しを上方修正♪、だが・・・2020年はお寒い予想

世界の市況

IMF、世界経済見通し引き下げ

年4回、1、4、7、12月に発表されるIMFの世界経済見通しの、7月分の発表がありました。

各メディアが伝えているのは、「世界経済の見通し引き下げ」です。

 

しかし、2019年は残り半分を切りましたが、アメリカ経済は0.3ポイントの上方修正が入りました。これは嬉しいニュースです。

 

まずは、全体の発表をロイターがまとめているので見てみましょう。

IMF、世界経済見通し引き下げ 通商や英EU離脱がリスクに

国際通貨基金(IMF)は23日、四半期の経済見通しを公表し、2019年と20年の世界経済見通しを下方修正した。米中の関税や無秩序なブレグジット(英国の欧州連合離脱)などが成長の足かせとなり、投資やサプライチェーン(供給網)を妨げる恐れがあると警告した。

成長見通しは19年が3.2%、20年が3.5%とし、前回4月時点の予想からそれぞれ0.1%ポイント引き下げた。下方修正は昨年10月以降で4回目となる。

世界経済の活動は年初以降、総じて予想を下回っており、インフレは軟化しているほか、通商やハイテク技術を巡る緊張やディスインフレ圧力の増大が先行きのリスクになっていると指摘した。

(中略)

IMFのギタ・ゴピナート主任エコノミストは、世界経済が「微妙な分岐点」にあるとした上で、各国とも二国間の貿易不均衡や国際的な不一致への対処として関税を利用すべきでないと強調。「見通しへの主要な下振れリスクは引き続き通商やハイテク技術を巡る緊張であり、これは世界のサプライチェーンを著しく損なう恐れがある」と警告した。また、昨年の関税措置と今年5月の追加関税措置は20年の世界経済の生産を0.5%ポイント下押しするとの見通しを改めて示した。

さらに中国経済の予想外の減速やユーロ圏経済の回復の遅れ、合意なきブレグジット、地政学リスクの高まりなども大きなリスクだとし

「われわれの基本シナリオでは景気後退(リセッション)はないと予想されるが、大幅な下振れリスクは存在する。下押し圧力の根強い新興・途上国の動向が世界経済の回復のカギを握っており、先行きの見通しは非常に不透明だ」と述べた。

IMFは報告書の中で、米中の関税や米国の自動車関税、合意なきブレグジットが信頼感を損ない、投資を弱め、世界的なサプライチェーンを混乱させるとともに世界経済成長を基本シナリオ以下に著しく低下させる恐れがあると指摘した。

(中略)

米経済見通しは、19年が2.6%と前回から0.3%ポイント引き上げた。20年は1.9%と変わらず。

日本経済見通しは、19年が0.9%、20年が0.4%と、それぞれ0.1%ポイント引き下げた。

ユーロ圏経済見通しは、19年が1.3%と変わらず。20年が1.6%と0.1%ポイント引き上げた。

中国経済見通しは、19年が6.2%、20年が6.0%と、それぞれ0.1%ポイント引き下げた。

出典:ロイター

うん、なるほど。

中心の話題は米中の関税問題から発する世界のサプライチェーンの混乱だと。

 

それが大きな軸で、周りにあるブレグジットがさらに景気悪化のアクセルを踏ませるかも。

イギリスのトランプと言われるジョンソン氏が次期首相に決まりましたね。これ台風の目になるかも。

 

最後に添え物程度で、イランなどの地政学的リスクを挙げています。

 

リセッションは予想しないが、上記リスクが大きく下触れに働くかもね、と締めています。

 

まあ予想通り、特に目新しい内容ではありませんでした。

 

表で国別の成長率を確認

表で国別の成長率を確認しましょう。

右側の縦列にも2019年と2020年の値がありますね。これは前回4月から、今回の発表により修正された差分です。

アメリカの2019年は+0.3になっているので、前回は「2019年は+1.6」だったのが「2019年は+1.9」と0.3ポイント増えたわけです。

 

こうやって見ると、前回4月の予想は置いといて、2020年は各国お寒い予想だな~。

良くなるのは、ドイツ、カナダ、インドくらいか。

 

私が欧州のジャギと呼んでいるイタリアもヤバイけど、日本は相変わらずお寒い!

 

中国の失速っぷりですが、これは習近平さんや劉鶴さんなどのリーダーシップと好プレーに期待です。

日本のようなバブル崩壊で経済混乱みたいなシナリオは今のところ見えませんが、元々透明性が無い国なので、朝起きたら新聞の一面に後の経済危機を起こす問題が掲載されても不思議はありません。

 

アメリカの落差が大きい

もう一度アメリカの表の見てみましょう。

アメリカの成長率は、

2019年 2.6%

2020年 1.9%

と、その差は-0.7%

 

中国も下がりますが、その差は0.2%です。(6.2%⇒6.0%)

 

う~ん、これが本当にこの通りになったら米国株も伸び悩むのか?

 

新興国ファンドは中国に偏っている

もう一度、大きな地域別で表を見てみましょう。

2019年⇒2020年の差を見ると、

先進国 1.9⇒1.7

新興国 4.1⇒4.7

世界経済 3.2⇒3.5

こうやって見ると、「新興国も含めた世界に投資しよう」って話に一瞬なるんだけど、そうもいかない。

 

理由は、新興国のファンドはETFでも投資信託でもありますが、中国の比率が高すぎるんです。

これが、比率は1位でもいいけど、もっと比率を下げてもらい、インドやインドネシアの比率を上げてくれれば投資意欲も増すってもんだ。

 

今後の地域戦略は?

さて、これらを踏まえて今後の株式投資における地域戦略ですが、私は引き続き「米国株オンリー(ほぼ)」を継続します。

 

多少の調整はする可能性もありますが、大枠としては米国株1本。

商品も今まで通りETFや投資信託。

 

ただ、さっきも言ったけど、インドやインドネシアの比率を上げてくれれば新興国ファンドにも積立したいな。あと信託報酬も低くしてね。

 

イメージは、

米国株 85%

新興国 10%

その他の何か 5%

こんな感じに出来たらバランスもいいし、新興国の爆上げの恩恵も受けられるかもしれない。

 

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