NASDAQトップ銘柄の値動きがマイルドなのは新たなフェーズに入ったからか
21日
昨日の米国株はマイナスだったが今夜はどうだろう?
・・・
22:30
NY市場が開きました。
S&P 500
2,923.87
+23.36(+0.81%)
Dow 30
26,183.91
+221.47(+0.85%)
Nasdaq
8,010.97
+62.41(+0.79%)
揃って反発。
しかし、ここ数ヶ月くらいだろうか? 気になっているのが、3指数が横並びになることが多いことです。
以前なら、下がるときも上がるときもS&P500とダウはワンセットで同じ値動き。(ボーイング墜落など特殊時期を除く)
一方、NASDAQは上がるときは一番大きく上がり、下がるときも一番大きく下がっていた。
ところが最近は横並び。たまに今日のように逆転することも増えている。ちょっと前まで逆転なんてあまり見られなかったのに。
ハイテク株の値動きがマイルドになっているんだろうけど、NASDAQは時価総額加重平均で算出する指数です。
つまり、より時価総額が高い銘柄の影響を強く受けるんです。
こちらは、現在の時価総額トップ10。
あ、Googleがフェイスブックに抜かれている。
ま、この程度の誤差はちょっとしたことで変わるか。
マイクロソフトは1兆ドルか。100兆円以上。
凄まじいな。
いつだったかかなり前に、『マイクロソフトがクラウドサービスに注力』とニュースで流れたとき、「おいおい(笑) 会社の大事なデータを雲に預けるバカなんていないよ(笑) MSも終わったな~。リナックスとかに飲み込まれて衰退していく企業か~」と、今言ったら冷笑されるようなことを、当時会社の同僚たちと話していたのを思い出しました。
やっぱり私は個別株をやる才能がないんだろうな~ww
・・・
なんだかんだいってもNASDAQはハイテクが多い。
今はたまたまマイルドな値動きでも、きっといつか暴れ馬の相場もくるでしょう。
ただ、ウーバーみたいにITに見えて実は地場の人海戦術が必要な配車サービスだったり、半導体株だったりするような構造的に値動きが粗いハイテク株と、人の脳髄まで浸透しちゃったハイテク株は全然違うセクターなのかもしれません。
例えば名称も、前者はインフォメーション・テクノロジーセクター、後者はソーシャル・テクノロジーセクター、みたいに変えるとか。
ただ、最近生まれた新興企業がすぐソーシャル・テクノロジーセクターに入れるかといったらそれは無理なわけで、なぜなら人の脳髄に入り込むには時間がかかるし、さらに強い中毒性も必要だから。
時価総額ランキングの8位から下はテクノロジーセクターじゃないけど、その上の銘柄のサービスは脳髄に入り込んでるイメージあるもんな。
$$$
今後は、動画配信の戦国を勝ち上がった銘柄だったり、次世代のリチウムイオン電池の覇者だったり、ロボットだったりの銘柄もソーシャル・テクノロジーセクターに入り込んでくるんだろうな。
あ、「ソーシャル・テクノロジーセクター」とか普通に言ってるけどそんなもんないからね。(笑) 造語です。