米国株全面安で債券に買いが入り利回り低下⇒PFF上昇
昨日はドルが一瞬104円台まで下がる珍事がありました。
その後、反発したものの、107円台と12月より2円もドル安で推移しています。
その影響もあってか、米国株は荒れ模様。
大幅な全面安となっています。
こちらは明けて4日の主要3指数の終値。
S&P 500
2,447.89
-62.14 (-2.48%)
Dow 30
22,686.22
-660.02 (-2.83%)
Nasdaq
6,463.50
-202.43 (-3.04%)
NASDAQが悪いので、案の定ハイテクが悪いんですが、その中でもひと際ひどいのがアップル。
アップル
142.19-15.73 (-9.96%)
約-10%!
マイクロソフト
97.40-3.72 (-3.68%)
マイクロソフトもひどいのに、アップルがひどすぎてマシに見える。
米国債に買いが集まり利回り低下
米国株の全面安を受けて、米国債に買いが集まりました。
そのため利回りは低下。
下は10年債、2年債のそれぞれ5時間足チャートです。
【10年債】
2018年2~3月ごろの水準まで下がっていますね。
【2年債】
こちらは、2018年6~7月ごろの水準と同じ。
PFFの価格がV字上昇
おそらく、債券利回りの低下を受けたのでしょう。
PFFの価格が最近上がってきています。
今日も米国株が全面安の中、1人気を吐いてプラスで終了。
PFF
34.61 +0.06 +0.17%
こちらは1ヶ月チャート。
V字で上がっています。
まあ、数日あまりでPFFを評価するのはまだ早いですが、債券がへこみ過ぎれば、PFFが上がるのは自然の成行でしょう。
私は今のところ、2019年の利上げは1回と予想しています。(あくまでノリの予想ね)
予想記事
今後も債券に買いが集まるなら、PFFが、
高配当
低ボラティリティ
という、安定ETFの地位を再び取り戻すかもしれません。