あなたは将来、「5,000万円分の米国株を保有しよう」と企んでいますね?
え? もっと多い? Good。
とりあえず5,000万円分と仮定しましょう。
個別株であれ、ETFであれ、米国株はドル建ての金融商品。
5,000万円分で多くの米国株を買いたかったら、安くドルを用意したほうがいいんです。
為替レートが1ドル105円の時と、110円の時に5,000万円分ドル転(ドル買い)すると、どのくらい変わるのか調べてみましょう。
105円 : 5,000万 ÷ 105円 = 476,190ドル
110円 : 5,000万 ÷ 110円 = 454, 545ドル
結果 : 105円でドル転したほうが、21,645ドル多くドルがゲットできた。
2.1万ドル以上ですぜ、ダンナ。
227万円くらい得しますぜ、ダンナ。
逆に、
110円でドル転したら、227万円くらい損しますぜ、ダンナ。
120円でドル転したら、625万円くらい損しますぜ、ダンナ。
ドルを効率よくゲットするのにおすすめは、住信SBIネット銀行のドル積立です。
手数料が安く、SBI証券との連携もバッチリなので基本はこれでOK。
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前回の内容は、楽天銀行から住信SBIネット銀行のコンボ技を使い、「ドル転して金利0.7%を得る」と、「外貨預金のデメリットについて」というものでした。前回記事 米ドル転(ドル買い)でFXと外貨預金の比較FXのメリット 為替手数料が安い=1ドル0.3銭(住信SBIネット銀行の1/13以下) 金利(スワップポイント)が1.3%~1.5%と高い(住信SBIネット銀行の3倍以上) これだけ見るとFXは良さそうですね。しかしデメリットもあります。 FXのデメリット 多くのFX業者は1万通貨単位 出金手数料が高い 多くのFX業... 米ドル転(ドル買い)でFXと外貨預金の比較 ③米国株の待機資金先は? - 2024年にFIREするぱたるの米国株ブログ |
しかし、いかんせん平均並みの価格でしか買えないというデメリットがあります。
また、以前の記事で紹介した「下値支持線買い」という手法も悪くないんですが、若干のテクニックと手間がかかる。
過去記事
ドル転するなら住信SBIネット銀行米国株などを買うためのドル転(ドル買い)で失敗しないためには、「どこでドル転するか?」が重要です。 いきなり結論ですが、2018年7月現在、手数料の安さと利便性を兼ねた最良の答えは、「住信SBIネット銀行で決まり!」です。理由は、為替手数料が1ドルあたり4銭と業界最安。SBI証券との連携もスムーズだからです。 詳しくは前回記事を参照ください。 ドル転はドル安のタイミングがお得ドル転(ドル買い)するオススメの金融機関は住信SBIネット銀行で決まり。 じゃあ、ドル転... ドル転(ドル買い)で失敗しない2つの方法 - 2024年にFIREするぱたるの米国株ブログ |
そこで今回紹介したいのは、ドルがドキュンと下がったらピコンとスマホに通知してくれて、そんでもってキュルルンとドル転しちゃおう、っていうシンプルな話なんです。
『俺は忙しいんだ、為替レートなんか普段見てられないよ』
という人、多いと思います。
しかしある時、急激なドル安になってすぐ戻ることがあります。
そんな時、
『あ~、下がってたのかよ~、買っておけばよかった~』
と後悔した経験はありませんか?
そんな機会損失をなくしてくれるのが、「為替の急騰・急落アラート通知アプリ」です。
ボラティリティ通知機能と呼んでいる会社もあるようです。
実は、「具体的なレート」の変動を通知してくれるアプリは多いんです。
代表的なFX会社のアプリには大抵この機能がついています。
しかし、「レートがいくらであろうと急激な変動」があったときに通知してくれるアプリはそこまで多くないのです。
今回はおすすめの「為替の急騰・急落アラート通知アプリ」を3つセレクトします。
では、ランキング形式で3つのアプリを紹介しましょう。
GMOグループは会社名もブランド名も多いので時々混乱しますが、これは株式会社FXプライムbyGMOというFX会社のアプリで、名称は「外為ウォッチ」
無料で使えます。
変動の検知時間は30分間で、ボラティリティを自分で設定できるのが秀逸。
【外為ウォッチ】
スキャルピング(薄利を狙った超短期売買)ではないので、30分間の変動を捉えてくれるのは悪くない。
口座開設すると、変動の検知時間は「3分間・10分間・30分間」から選べる。
別にFXをする必要はないので、無料の口座開設をするのもありですね。
GMOグループって、時々こういうニッチで痒いところに手が届くサービスやってくれるんだよな。時々ね。
※追記 外為ウォッチは2019年3月29日をもってサービスが終了しました。
これも無料で使えます。
変動の検知時間は10分間で、30pips(30銭) 以上の変動で通知。
【羊飼いのFX】
私の個人的な感想ですが、この設定はデイトレーダー向けかな。
時間が短めだし、値幅も小さめで反応する。
それだけスマホには多くの通知が入ることになるで、それが煩わしいと思う人は1位の外為ウォッチだけでもいいんじゃないかな。
私は外為ウォッチと羊飼いのダブル通知で使っています。
それと、このアプリは重要な指標を、30~40分前に通知してくれる機能のオン/オフも選べるので便利です。
こちらは口座開設しないと使えません。
変動の検知時間や変動幅は非公開のようです。
【住信SBIネット銀行 外貨預金アプリ】
SBI証券で米国株を買っている人は、きっと住信SBIネット銀行の口座も持っているでしょうから、一度試してみて他のアプリと比べてみてはいかがでしょうか。
こちらは口座開設しないと使えないのでランク外ですが、簡単に概要紹介します。
相場変動時通知機能
変動の検知時間は15分間で、25pips
プッシュが通知されたあと15分間、相場変動の測定を休止。
株式投資の経験者のブログなどを見ていると、
『結局、インデックス投資が一番リターンがいい』
とか、
『グロースだ、高配当だといじるよりS&P500の1本でいい』
とか、
『安値でタイミング買いしようとしてもうまくいかない』
とか、
『ドルコスト平均法は理論がどうであれ、実際に役に立つ』
とか、
『なにも考えず、株価も見ず、管理画面も見ずに投資信託をひたすら積み立てるのが最も良い』
なんていう、「達観投資法」とでも呼べばいいのか、せわしなく動かない投資法のほうがリターンがいいという話を見聞きします。
ドル転も同じようなニュアンスで
『素直に外貨積立でいいじゃない』
という意見はあるでしょうし、
『ドル転どころか、円貨決済で米国株買ってるけど何か?』
という人もいるでしょう。
私の性格はあまのジャッキー&ひねくレッティーですが、反面素直なところもあると思っています。(実はね)
なので「投資の諸先輩方が言っている言葉は重い」と思う場合もあります。
特にインデックス投資がメインという点は、以前も紹介したこちらの本の影響もあります。
FXに限界を感じていた私は以前、FXをやっていましたがやめました。理由は、 ある一定の金額までしか稼げない 収支の波がありすぎる 爆発的な利回りはなくていい。その代わり、安定した利回りの投資はないものか・・・?そんなとき出会ったのが投資本【ほったらかし投資術】でした。 投資本【ほったらかし投資術】に出会った安定した投資を求めて情報収集している中、インデックス投資のメリットがわかってきました。 そんなとき、たしか虫とり小僧さんのブログにこの本、「全面改訂 ほったらかし投資術」は紹介... 【全面改訂 ほったらかし投資術】は時々読み返したくなる - 2024年にFIREするぱたるの米国株ブログ |
ただ、賢者の話に目を向け耳を傾けつつ、やはり自分の頭で考えて投資はしたいですし、そうするべきだと考えています。
今回は、ドル転の成績を上げる1つの方法を紹介しましたが、株価を操作できない私たち個人投資家は、やれることをやったほうがいいという考えです。
もちろん頭でっかちにならずに、今後も多くの人から学ぶ姿勢は忘れたくないものです。
・・・
ってあれ?
いかん、ちょっと「語った」感じの、ハズい感じになったのでバイナラ。