前回3月のこちらの記事で、コロナショックで落ちるナイフを拾うべく、BDC(Business Development Company)株の分散買付をしていくつもりだ、と書きました。
世界規模で広がった新型コロナウィルスはいまだ収束を見せず、ニューヨークでは感染者が急増し、S&P500も最高値から3割以上下げました。 先日、米国与野党は総額2兆ドルの経済対策で合意したため、直近の株価は持ち直していますが、まだまだ予断は許さないでしょう。 コロナがへばり付いたナイフを拾いにいくそんな中、私は落ちるナイフを拾うべく、既存ポートフォリオ(SPYDなどの高配当ETF)の買い増しを行っています。こちらの記事でも紹介しました。 こちらは私のポートフォリオ(2019年) さらに危険なBDCに...
ARCCなどBDC株12銘柄を逆張り!コロナショックであえて火中の栗を拾うわけ - 2024年にFIREするぱたるの米国株ブログ
このとき買えていたのは、
OFS
PSEC
FDUS
NMFC
こちらの4銘柄。
今回新規で買ったBDC銘柄はこちらです。
FSK
ARCC
GBDC
MAIN
こちらの4銘柄。
いずれも直近底値ではないですが、まずまず安めの株価で買えたかな。
ここから暴落アゲインの可能性もあるが。
念願だったARCCとMAINがやっと買えた。
それとGBDCって、このコロナショックでもPSECを除いた他のBDC株よりボラティリティが安定していていいんですよね。PSECとGBDCはPFFよりいいかも。
FSKは超絶高配当になっていますが、リスクが高い銘柄です。
前回記事でも書きましたが、当初買う予定だったARCCだけではリスクが高い。だったらBDCで分散投資がいいだろうという企みでピックアップしたのが以下の12銘柄です。
水色の帯は購入済み。配当率の違いはコロナショック前と後。(YAHOO! FINANCEより)
銘柄 | コロナ前配当率 | コロナ後配当率 | 最高値からの騰落率 | |
1 | FSK | 12.26% | 23.90% | -64.63% |
2 | OFS | 11.72% | 32.93% | -69.06% |
3 | PSEC | 11.03% | 16.44% | -35.78% |
4 | FDUS | 10.96% | 22.64% | -69.63% |
5 | AINV | 10.26% | 26.67% | -62.25% |
6 | NMFC | 9.99% | 17.92% | -60.53% |
7 | SCM | 9.40% | 18.62% | -66.27% |
8 | HTGC | 8.79% | 16.20% | -56.72% |
9 | ARCC | 8.46% | 15.04% | -53.53% |
10 | TSLX | 7.21% | 11.48% | -50.19% |
11 | GBDC | 7.17% | 10.46% | -45.64% |
12 | MAIN | 5.63% | 11.46% | -64.97% |
コロナショック前と後の配当率を比較すると、中には配当率30%越えの銘柄もありますね。
一部、配当権利落ち日に間に合った銘柄は、3月末には配当金の入金がありましたが、いずれも税引き後で15%ほどの配当金でした。
税引き後で15%の配当率ってかなりのもんです。
VOOの税引き後配当率がで1.5%くらいなので約10倍です。
VOOを10万ドル分持ってた場合と、BDC1万ドル分の配当金が同じか。
凄いぞ。
BDC12銘柄中8銘柄はゲットしました。
残る買い付け候補はこちらの4銘柄です。
AINV
SCM
HTGC
TSLX
・・・
う~ん、なんかもう十分かな。
各銘柄が同じ価値と仮定すると、分散数は多ければ多いほうがいい。山崎元さんもそう言っています。
ただ、同じ価値かどうかは分からないし、現実になるわけもない。
銘柄数が増えると管理の手間が増えるのでなるべく増やしたくない。
しかし、数が多ければ仮に1、2銘柄がお星様になってもリカバリーが効く。
・・・
どうしようか?
・・・
12銘柄の中でも特に良さそうなのがこちら。
PSEC
ARCC
GBDC
MAIN
同率分散ではなく、この4銘柄の比率を少し上げたい気もする。
そうなると
AINV
SCM
HTGC
TSLX
これに資金を振り分けるのはもったいないか・・・
・・・
・・・
・・・
一両日中には結論を出そう。
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