2019年9月26日にリリースされたバンガード社の基幹ETFであるVOOの投資信託版、「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」
以前、こちらでは本家VOOとどっちがいいか比較してみました。
最安!コスト1%未満のSBI・バンガード・S&P500インデックス9月26日より、バンガード社の基幹ETFであるVOOを投資信託化した、「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」がリリース予定です。 信託報酬は年0.09264%程度(消費税8%計算で税込)という、投資信託初の1%未満を実現しました。(消費税10%計算だと0.0938%程度) いや~、ついに1%未満来たか~。嬉しいね、嬉しいですよ。はい。 ・・・ でもなんだろう? この気持ち。スーパーのレジに並んでいたら、混んでいる隣のレジで徐々に値下げ... 大金を投資してもETFのVOOより投資信託のSBI VOOのほうがリターンがいい - 2024年にFIREするぱたるの米国株ブログ |
その際、
「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドはいずれ私も買うでしょう」
と言っていましたが、やめました。
結論から言えば、「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」はいいファンドです。
買うのをやめたのはあくまでごく私的な理由です。
順番に述べていきましょう。
私が「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド(以下SBI・VOOと呼ぶ)を買わないわけはこちら。
順番に説明します。
2019年12月くらいまで、私のポートフォリオの約9割が7つのETFで占められていました。(PFFやSPYD、HDVなど)
7銘柄くらいなら管理も楽です。
そこから「SPXL」が増えました。
SPXLはすでに2018年からOne Tap BUYで買っていた銘柄ですが、自動積立ができないのが面倒でした。(後に「積み株」で積立可能になる)
そこで、One Tap BUYのSPXLは永久放置とし、SBI証券の定期買付サービスを利用して新たにSPXLを積み立てることにしたんです。
そして、投資信託もすでに10銘柄と多い中、2019年11月には「楽天・米国レバレッジバランス・ファンド=USA360」を加えました。
グローバル3倍3分法ファンドに匹敵する、かなり期待のファンドでした。積立額もやや多めに設定。
さらに、そのころにはセミリタイヤを早める施策として考えた、「※BDC株サテライト分散戦略」が頭にあり、6~12銘柄増える予定でした。(詳しくはカテゴリー「米国BDC株」参照)
私はこのとき、
「・・・ このままだと銘柄数多くね? ・・・ ポートフォリオの満貫全席か? ・・・ うぷっ」
とすでに胸焼け状態だったのです。
私のメイン証券は、
このような住み分けになっていました。
しかし、SBI・VOOはSBI証券でしか買えない・・・
やはり投資信託は楽天で統一したい。だって管理が楽だから。
そして、「BDC株サテライト分散戦略」で利用するのはマネックス証券と決まった。(消去法で仕方なく)
この状態の中、さらにゴチャつくのは嫌だぞ。
最後の理由は、S&P500のファンドが多すぎるから。(類似含む)
こちらは私の保有銘柄。
当初は、隠れコストなど投資信託に対する不透明感が強くあり、「実際に買わねば良し悪しは判断できん!」なんて思っていましたが、その考えは最近少し薄れました。
それと私の場合あくまでETFがメインで、投資信託に何億円と投資する予定がないため、ベンチマークと違うだとか、隠れコストがどうだとか、ちょっとくらいの誤差ならまあいいか、と思っているところもあります。
将来的には、似ている「VTI」や「iFree S&P500インデックス」などは売り、S&P500系ファンドは、
ETFなら ⇒ 「VOO」だけ
投資信託なら ⇒ 「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」だけ
iDeCo(イデコ)なら ⇒ 「楽天・全米株式インデックス」だけ
こんな感じが理想です。
5年後くらいかな。絞り込むのは。
冒頭でも言いましたが、「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」は良い投資信託です。
うんうん、悪いわけがない。
私はたまたま、今すぐ買うことはないでしょうが、万人におすすめできるファンドだと思います。