いや~、いいね~、グローバル3倍3分法ファンド
最近こればっかり言っているが、中々クールで太い子です。
こちらは、8月16日時点の私の保有状況。
グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型) | +5.66% |
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) | -1.17% |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | -3.83% |
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | -5.12% |
上記4ファンドは今年の2月から揃って積み立てを開始しました。
ちょっと前までは全てプラスでしたが、8月の株安によりこのような結果に。下がる順番は予想通りですが、注目は数字の開きです。
グローバル3倍3分法ファンドは、オール・カントリーと比べて10%以上も高いなんて!
ひゅ~、カッコイイ~♪
しかも、ここひと月で純資産がさらに200億円も増えて1300億円以上に。
こちらの記事では純資産が3ヶ月で312億円⇒1140億円と3.6倍増。
いや~、いいね~「グローバル3倍3分法ファンド」 最近は、他の並み居る指数を抑えて安定のトップリターンを誇っています。 グローバル3倍3分法ファンドの純資産が3ヶ月で3.6倍に!グローバル3倍3分法ファンドの純資産は、ここ3ヶ月で3倍以上増えています。 下図の右下、緑色の部分が純資産。右肩上がりになっています。 グローバル3倍3分法ファンドはまだ若いファンドで、設定は2018年10月4日。こちらで紹介した2月頃の純資産は6億円くらいでした。 4月26日時点での純資産は、312.04億円。それが3ヵ月後の、... グローバル3倍3分法ファンドの純資産が3ヶ月で3.6倍に! - 2024年にFIREするぱたるの米国株ブログ |
グローバル3倍3分法ファンドは2018年10月にできたばかりの新人さんです。
しかし、その間にあったプチ下落では、他の指数が軒並みやられていても涼しい顔をしています。
特に年末にあった大下落でも、そのディフェンシブ性はいかんなく発揮されました。
こちらでも紹介しています。
少ない額なら見切り発車の投資もあり「投資をするなら、しっかりと納得できた商品を選ぶべき」という旨を、当ブログではことあるごとに言っています。 それは間違ってないんですが、反面、検討しすぎて良いのか悪いのか分からずに、「こんなに考えても分からないなら投資をやめよう」というように一歩踏み出さないことはままあります。そんな時私は、「良さげであれば少額から始めちゃえ!」というノリで始めることもあり、今回の「グローバル3倍3分法ファンド」を始めたのもそんな経緯からです。 グローバル3倍3分法ファン... プチショック時のグローバル3倍3分法ファンドを、S&P500やバランスファンドと... - 2024年にFIREするぱたるの米国株ブログ |
たまにあるプチ下落はもちろん、年末にあった大下落でもあまり下がらなかった私の保有銘柄はPFFです。
クリスマスには、S&P500などが10月と比べて-20%ほど下がる中、PFFは-10%ほどの下落で済んでいました。
私は、ポートフォリオの4割くらいがPFFだったので、みんなが投売りしてる中、平静に過ごすことができました。
グローバル3倍3分法ファンドは同じ条件でPFFより下がらず、さらにPFFより上昇しています。
PFFはどんどん上がっていく銘柄じゃないので当然ですが、グローバル3倍3分法ファンドは守りでも攻めでも大活躍していましたね。
もしあの大下落時に、PFFの代わりにポートフォリオの4割がグローバル3倍3分法ファンドだったら楽勝でメリークリスマスだったでしょう。
ちょっとした戦地をくぐり抜けて、良さげなグローバル3倍3分法ファンドですが、まだドでかい金融危機を経験していません。
こちらはPFFの10年チャート。緑丸はリーマンショックです。
そのとき価格は半分以下に削られました。
PFFとグローバル3倍3分法ファンドでは資産構成が全く違うので、単純比較はできませんが、グローバル3倍3分法ファンドはまだ大激戦をくぐり抜けていないのも事実。
金融危機では馬脚を現す可能性もある。
グローバル3倍3分法ファンドの資産構成はこちら。
最近一部のブログで広がり始めたグローバル3倍3分法ファンドは、一言で言うと「最強の矛と最強の盾」の可能性があるレバレッジファンドです。(投資信託) レバレッジファンドで有名なのは、S&P500の3倍リターンを目指す「SPXL」ですが、グローバル3倍3分法ファンドは、債券 200%株式 60%REIT 40%合計300%の「分散レバレッジファンド」です。 2018年10月に設定されたばかりの新しいファンドなので、長期の比較はできませんが、以下S&P500連動のiFree S&P500インデックスと比較したチャートです。 オレン... グローバル3倍3分法ファンドは、鉄壁の守備と3倍の攻撃力がある - 2024年にFIREするぱたるの米国株ブログ |
金融危機の他にもう1つ懸念点があります。
それは、構成の大部分を占めるレバレッジ債券の弱点です。
グローバル3倍3分法ファンドがリリースされてからずっと債券利回りは低下しており、最近はますますその傾向が続いています。
今の債券と株式市場のバランス、各国の金利低下を考えると、そう簡単に金利が上がる要素も少なそうですが、もし金利が上がり、債券価格が低下した場合、レバレッジ債券の強さが仇になるのか?
例えば、下がるときは以前より下がりやすくなり、上がるときもバランス8資産ファンドとあまり変わらなくなるとか。
さすがにそれは言いすぎか。
まあ、最近の無敵モードからちょっとパワーダウンするイメージだろうか?
金融危機と債券価格の低下リスクなら、債券価格の低下リスクのほうがグローバル3倍3分法ファンドには逆風かもしれないな。
でも・・・
低金利時代はすぐ終わるかね? 長引きそうな気もするが。
・・・
そういえば、バフェットが銀行株をモリモリ買ってるんだよな~。
低金利時代を踏まえて今後、銀行の収益が劇的に改善するとも思えないけど・・・
バフェットが銀行株を買う意味は何なんだろう?
・・・
くっ
読めん!
・・・
米中その他がクリアになって株高がすぐ来る、そして溜め込んだ債券売りのラッシュが来る、利回りが上がる、銀行株も上がるみたいな、何か道筋が見えているんだろうか?
・・・
くっ
読めん!
・・・
単に今、低PERで、どうせ景気や金利は循環するから今の内に買っとけ、くらいの感じなんだろうか?
・・・
くっ
読めん!
・・・
くっ!ww
さて、金融危機&債券価格の低下危機ヴァージンのグローバル3倍3分法ファンドですが、仮に、イマイチな状況になってもバランス8資産ファンドよりマシだったら、それって結構いいファンドだぞ。
信託報酬が0.3%くらい差があるけど、まあ、それも5千万円くらい保有して初めて気になる程度。というか、自然に引かれるからそれすら気付かないだろう。
これもしかして、投資初心者やリスク耐性が低いベテラン投資家にもぴったりな最強の1本なんじゃなかろうか?
・・・
なんてね。
結論付けるのはまだ早い。
早く見たいな~。
グローバル3倍3分法ファンドの正体を!
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