SPXL損益状況 PayPay証券 (旧One Tap BUY) [2019年上半期]
2019年上半期のSPXL損益
今年から始めたOne Tap BUYのSPXL。6月を終えて、2019年上半期の損益を見てみましょう。(※One Tap BUYは2021年2月1日にPayPay証券に社名変更しました)
投資元本:50,000円
含み損益:+4,589円
株価の上昇率:+13.42%
となりました。
2019年上半期の値動き
上半期は年初からの上昇基調から一転、5月に大幅下落が待っていました。まずここで損益はマイナスへ転落。
そして6月の大幅反発があり、+13.42%で上半期はフィニッシュしました。
右側のへこんでいるところが5月の下落。
SPXLの強みを生かせた相場だった
上半期は「SPXLの強みを生かせた相場だった」と言えるでしょう。
SPXLは上昇相場で3倍の威力を発揮しますが、弱点は下降相場だけじゃなく、「レンジ相場に弱い」のも大きな特徴なんです。
下図のように、青の普通のS&P500はレンジ相場なら、そのままの動きをします。
出典:日興アセットマネジメント ETFコラムNo.34 日経レバレッジ・インデックスに連動するETFに関する記事より
ところが、ピンクのS&P500ブル3倍のSPXLは、レンジ相場だと図のように下がっていくのです。
実際上半期はレンジが少なく、上がるか下がるかどちらかで、下がった5月に買い増しできたのもプラスに働いた要因でした。
「積み株」は「ロボ貯」という馬鹿げた名称に変更
SPXLの押し目買いも面倒になったので積立したいのですが、One Tap BUYの積立サービス「積み株」ではSPYは出来てもSPXLはまだ積立できないんです。
早く対応してほしいもんだ。
こちらでも書いています。
ところで、積み株という名称は5月よりなぜか「ロボ貯」に変わりました。
One Tap BUYらしい、初心者にアクションを起こさせることを狙ったネーミングですが、ロボットも貯蓄も関係ないので、ちょっと暴走しちゃいましたね。
つまり、「ロボット」は流行のロボアドと勘違いしてくれることを狙った。
「貯蓄」は投資のギャンブル性を隠したかった。
こちらでもOne Tap BUYは全面的に信用しないと書きましたが、また信用問題になるネタを作ってしまいました。
One Tap BUYを悪と断じることはできない
ただ、私はOne Tap BUYを斉藤一のように悪即斬と斬り捨てることはできません。
CEOの林和人さんも、「ロボ貯」のネーミングが行き過ぎているのは分かっていたと思います。でも決めた。
多分、「商品力には絶対の自信がある、良いものを提供すればお客さんは分かってくれるはず」って思っていたんじゃないかな。ただの想像だけど。
日本の金融会社のほとんどは、まだまだ自分の手数料をかっぱぐことしか考えていません。
回転売買
外貨建て保険
高い手数料
野○證券、○和証券の大手を筆頭に、銀行、郵便局、信用金庫も売り込みたい商品(または営業手法)の99%はク○です。まともなのは一部のネット専業会社のみ。
こちらでも「悪の投資」を詳しく書いています。
One Tap BUYは、ネーミングを「ロボ貯」に決めたことでますます信用を失いました。
ただ、そう思うのはきっと私のようなごく一部の人だと思いますし、実際悪の巣窟の金融会社の中で、やり方はまともな方です。
現に私がSPXLをSBI証券で買わないのは、One Tap BUYのほうが手数料面で得だと思っているからです。
証券会社との向き合い方
『そんな半信半疑で投資するわけ?』
と思うかもしれませんね。
答えはズバリ、
その通りです。(笑)
私が考えているSPXLの買い方は、「10年で100万円分くらい徐々に買い増していく」ことです。
当然いいと思うから買っていきますが、何か怪しい雰囲気を感じたら即撤退するつもりです。その時下げ相場だったら損失は大きくなりますが、それを加味しても投資する価値があると思っています。
もちろん、大手ネット証券の手数料がガツンと下がって、One Tap BUYと近くなったらそっちに乗り換えるでしょうけど。
・・・
・・・
あれ?
・・・
何かニュースが入った?
・・・
見てみよう。
マネックス証券株式会社は2019年7月8日(月)米国現地約定分 (予定)より、米国株取引における最低手数料を5 米ドルから0.1 米ドル(10 セント)へ引き下げますので、お知らせいたします。
何!?
50分の1だと!
税込で0.108ドルか。
ひゅ~、思い切ったな。同時に米ドルの為替手数料(買付時)も半年間無料だって。グレイト。
いい時代になってきた~!
他のライバル2社はどう出るか? サクソバンク入れたら3社か。
ただ、私は普段米国ETFはSBI証券で買っていますが、すぐに動きません。
理由は、他社が追随するかもしれないし、何よりSBIでは安くドル転しておいて買うことができるので、そのメリットは大きいです。
実際、今までかかった手数料合計額より、為替の工夫によって得した金額のほうが何倍も多いからです。
$$$
大昔はダイヤルアップといって、ネット接続はとても大変で夜の23時以降しかやれませんでした。すでにブロードバンドという言葉が懐かしい。
ネット環境は今後もっと良くなる。
投資環境もどんどん良くなっている。
米国株も一般の日本人が買いやすくなった。
ファンドの信託報酬も下がってきている。
そこにきて、今回の手数料大幅値下げのニュースです。
もう一回言います。
いい時代になってきた~!
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