コロナ直後の高配当ETFの配当金は減配したか?(PFF・SPYD・HDV・VYM)
前回記事ではBDC株のアフターコロナ一発目、6月分の配当金の増減などについて書きました。
今回は同じ主旨で、高配当ETFをメインにVOOなど残りのポートフォリオの配当金は増えたのか、減ったのか?
見てみましょう。
6月分、高配当ETFやVOOの配当金はどうだった?
以下は、BDC株を除く残りの私の保有銘柄です。(配当率は7月13日時点)
銘柄 | 配当率 | 増減配 | |
1 | PFF | 5.72% | 変わらず |
2 | SPYD | 5.31% | 減配 |
3 | HDV | 4.23% | 変わらず |
4 | VYM | 3.75% | 増配 |
5 | VOO | 1.88% | 変わらず |
6 | VTI | 1.85% | 変わらず |
7 | QQQ | 0.66% | 7月末に配当 |
赤字が「減配」銘柄。減配したのはSPYDだけ。
てっきりHDVが怪しくなるかと思いきや、意外な結果に。4月は20ドルを切っていた原油価格がいつの間にか40ドルを超えました。エネルギー銘柄が強いHDVの追い風になったようです。
テクノロジーが多いVYMは増配。
SPYDについて何も心配してない
今回減配したのはSPYDだけ。
株価の上がりも鈍い。
ツイッターなどでもダメ銘柄扱いのコメントを多く見ました。
逆に賞賛されるのはNASDAQ銘柄たち。
・・・
私が短期投資を始めたのが十数年前。
その後、長期投資にシフトしたのが4年前。
高配当ETFをコアにしたのが3年前。
その間、外野から聞こえる声はいつも同じです。
モメンタム銘柄(セクター)を賞賛し、落ち目の銘柄(セクター)を批判する。
私はそういった情報を特に気にしていません。
以前は多少気にしていましたが、時を経るごとにますます気にならなくなってきました。
以前は投資情報を隅々まで拾おうとしていましたが、今はニュースやブログ、SNS等もあまり見ません。
SPYDについても何も心配していません。
今後も最低数十年付き合っていくのに、たかが数ヶ月の浮き沈みで悲しむのは意味がない。
高配当ETFそのものに否定的な意見もあります。それはその人の自由なので何も問題ありません。
私は配当金に高い価値を置いているので、今の投資戦略になっています。
40~50年後に全ETFを売ったとき、「やっぱりVOOが一番トータルリターンが大きかったね」となる可能性は多分にあります。
それでも私は今の高配当戦略を良しとしているわけです。
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