【全面改訂 ほったらかし投資術】は時々読み返したくなる

投資全般

FXに限界を感じていた

私は以前、FXをやっていましたがやめました。理由は、

 

  1. ある一定の金額までしか稼げない
  2. 収支の波がありすぎる

 

爆発的な利回りはなくていい。その代わり、安定した利回りの投資はないものか・・・?

そんなとき出会ったのが投資本【ほったらかし投資術】でした。

 

投資本【ほったらかし投資術】に出会った

安定した投資を求めて情報収集している中、インデックス投資のメリットがわかってきました。

 

そんなとき、たしか虫とり小僧さんのブログにこの本、「全面改訂 ほったらかし投資術」は紹介されていたと思います。

表面的にはインデックス投資が何かというのは知っていましたが、著者が実際に経験したエピソードや、それまで知らなかった理屈も知れたのは非常に大きな収穫でした。

 

山崎 元、水瀬ケンイチ(著)

 

山崎元 × 水瀬ケンイチのコラボレーション

本書は山崎元さん、水瀬ケンイチさんの二人が執筆されています。二人を簡単に紹介すると、

 

■山崎元(ヤマザキ ハジメ)

経済評論家

「全面改訂 超簡単 お金の運用術」など著書多数

「楽天ブログ ホンネの投資教室」ブログを執筆

 

■水瀬ケンイチ(ミナセ ケンイチ)

インデックス投資ブロガー

「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」ブログを執筆

「インデックス投資ナイト2018」ブロガー対談

 

というお二人。

インデックス投資のみならず、様々な投資情報で見聞きする、知らない人はモグリ的なお二人がまさかのコラボレーション。

 

こんな胸アツな絡みは、魅力的なライバルがいる漫画を思い起こします。

ベタなところではケンシロウとラオウ、はたまた高嶺竜児と剣崎順。古すぎか?

 

魅力的なライバルキャラをランキング

うーん、誰と誰だろう? 漫画やアニメを含め、魅力的に絡み合う二人のキャラ。ここはハッキリさせておかないといけませんね。

 

こうなったら、頭を整理するためにもランキングを作るしかありません。

では、ぱたるによる独断で、「山崎元 × 水瀬ケンイチのキャラ関係はこれだランキング」を発表します!

 

順位 主人公 ライバル
1 アムロ・レイ シャア・アズナブル
2 坂田銀時 土方十四郎
3 ジュウザ(※) サウザー(※)
4 緋村剣心 斉藤一
5 犬夜叉 殺生丸
6 幕之内一歩 宮田一郎
7 孫悟空 ベジータ
8 浦飯幽助 飛影
9 大空翼 若林源三
10 キン肉マン ロビンマスク

 

こうなりました。

 

「山崎元 × 水瀬ケンイチ」の関係性は、1位の「アムロ・レイ × シャア・アズナブル」に決定!

 

いや~ 豪華なお二人にふさわしいのではないでしょうか。どっちが山崎さんで、どっちが水瀬さんというのは特にありませんが、二人とも違う光や味を出しており、本書の世界観を形作っています。

 

本書の文中でもニュータイプか?と思わせる、様々な名言が飛び出しています。

例えば、

「見せて貰おうか。インデックス投資の利回りとやらを!」これは山崎さんの発言。

「僕が一番、インデックスファンドをうまく使えるんだ。」これは水瀬さんの発言。

「アクティブファンドとは違うのだよ、アクティブファンドとは!」これは山崎さんの発言。

 

いや~ 胸にグッときますね~。最後の言葉は敵のアクティブファンドをヒートロッドでバシッと・・・

 

・・・ ・・・

 

ゴメンなさい。こんなことは一言も言っていません。ペコリ。

 

(※3位のジュウザとサウザーは別にライバルじゃありませんが、思い入れのあるキャラなのでつい入れてしまいました)

 

二人の関係は、山崎さんが水瀬さんのブログに注目して、「一緒に書かないか?」と声をかけたことが始まりとか。

本書の構成は解説によると、山崎さんは運用の理屈面を担当。水瀬さんは投資の実践面について担当しているとのこと。

 

ぱたるはインデックス派になった

本書は、「インデックス運用実践ガイド」という副題がついているくらいなので、インデックス投資のメリットを伝えています。

 

皆さんにとってはインデックス投資の良さは言わずもがな、ですかね?

反面、個別株投資と違って、インデックス投資は「退屈」であり、「利益が市場平均は超えられない」という弱点もあります。

 

以前、水瀬さんが個別株投資をやっていたころ、「株価が毎日気になってしまって、会社のトイレに駆け込んで慌ててトレードしたこともあった」と書いていました。

私はFXでまったく同じことをしていたので「あるある」と共感するとともに、個別株に振り回されるデメリットも理解できました。

 

私も、将来的に米国株の個別株に投資するかもしれませんが、今はまだそのステージにいないため、インデックスのみを買っていきます。明確にそう考えられたのは本書のおかげだと思っています。

投資ステージに関しての記事はこちら

 

実践者の経験談と確かな理論が心と頭に刺さっていく

水瀬さんはリーマンショックのときも含めて10年以上インデックス投資をしているようですが、本の中盤から後半にかけて印象的な話がありました。

水瀬さんが個人投資家の飲み会で飲んでいるときに仲間から、

「水瀬さんのインデックスファンドをバイ&ホールドする意思の力ってすごいですよね

と聞かれるシーン。

 

水瀬さんの言葉でこう書いてあります。

「自分の意思の力なんて弱いほうだよ。ビールばっかり飲んでるただのおっさんよ」

(中略)

では、なぜ10年以上インデックスファンドのバイ&ホールドを継続できたのか。

(中略)

「資本主義経済の発展を信じているから」

(中略)

これが、「意識高い人々の頑張り」に支えられているとかだといつか崩れそうですが、「もっと美味しいものが食べたい」とか「もっと快適な家に住みたい」という「ふつうの人々の欲望」に支えられている点が、呑んだくれの水瀬としては信頼するに値すると感じています。

 

山崎さんがそれについて補足してくれています。

実は、資本市場の価格決定のメカニズムを考えると、経済が低成長あるいはマイナス成長であっても、株式投資は「それなりに儲かるはず」なのです。

(中略)

・・・低成長が分かっている場合には低い株価が形成されているはずなのです。

(中略)

将来の収益率に大きな影響を与えるのは、成長率の水準(高成長か、低成長か?)ではなくて、将来の成長率が予想よりも上ブレするか下ブレするかという「意外な変化」の動向なのです。

 

二人の言葉が頭と心に染み渡っていく

水瀬さんのエピソードや表現は私の潜在意識にまで、まるで夏場に飲むポカリスエットのように浸透していきます。

 

山崎さんの場合、本書以外でもそうですが、山崎さんの理論や理屈は時として後頭部を鈍器のようなもので引っぱたかれたような衝撃を覚えます。

「オレが今まで黒だと思ってたものって白じゃん!」みたいな。

それも気を抜いているところで不意をつかれるので衝撃が大きい! 例えば山崎さんの文章を読んでいて、

「あ~これね~、知ってる知ってる。・・・あ、これも知ってる。・・・あ~ これもわかってるってばー・・・」

・・・ ・・・

 

何!? マジか!!! #くぁwせdrftgy%ふじこlp$!」

こんな感じ(混乱している)

 

山崎 元、水瀬ケンイチ(著)

 

自分の感情は信用しない

後半には投資を継続するにはいかにメンタルが大切かが書かれています。その中の言葉で、

「自分の感情は間違えることを知っているから」という言葉があります。

これには飛びついてハグしたいくらい共感を覚えました(笑)

何? そんなに共感を覚えない? おそらく前後の文脈を読めば違った印象になると思います。

 

他にもメンタルについて書かれていますが、私が何度も折を見てこの本を読み返す理由は、投資に対して「自分が正しく判断できているかの精神鑑定」を行うためです。例えば、

  • 余剰資金を遊ばせておくのがイヤで、取引をしたがるポジポジ病にかかっていないか?(※)
  • 自分の都合のいいようにリスク分析していないか?
  • 要人や署名なアナリストの発言に必要以上に意識が引っぱられていないか?

(※ポジポジ病=ポジションを取りたがる=取引せずにはいられない精神状態)

 

「ほったら本」を4回読んだら出てきた答え

【ほったらかし投資術】通称「ほったら本」を4回ほど読み直したときに、ふと、投資でバランス取る割合ってこれかなー、と漠然と感じたことがあります。それは、

 

  • アセットアロケーション 5割
  • ポートフォリオ 3割
  • メンタル 2割

 

これです。合わせて10割。

 

すべての基本となるのはアセットアロケーションであり、投資を8割がた成功に持っていくのはポートフォリオ次第。そして、相場がいいときも悪いときも適切な判断を下せるメンタルが残り2割ほど。このバランスを保つことが大切なんじゃないかと。

こんなことを、この本を4回くらい読み返して気付きました。

 

ただ、この本のどこにもそんなことは書いていません。

 

私なりにこの賢者の指南書をひもとき、あいまいに処理されていた頭の中のデータを最適化し、それを1日1時間の座禅とともに考える習慣を経ることにより気がついたのです。

 

というのはモチロン嘘で、本棚を掃除するときに、はたきのようなものでパタパタやっているとき、本に触れて気付くのです。「ちょこっとだけ読むか~」てなもんで読んでいくと、意外に毎回新たな発見があるんです。(嘘は座禅だけで他は本当です)

 

しかし、私は信者のように盲目的に本書を信じているわけではありません。「日本と外国の分散を50%50%」とか私の考えと違うところもありますし。

性格的にあまのジャッキー&ひねくレッティーなので盲目的にならないってこともありますが(笑)

 

151ページにしおりを挟んでいる理由

151ページにしおりを挟んでいます。

 

理由は、前述しました「資本主義経済の発展を信じているから」の言葉が載っているページ。

 

大きな株価暴落があったとき、すぐにこのページを開けるように。

 

リーマンショック級の下げ幅のときは、「やべー、これ、かなり下がるな」っていう数値の5倍以上下がるかも。

2倍くらい下がってアワアワし、3倍くらい下がったところで「損切り」してしまうのが投資家心理。

アワアワするのはしょうがないです。人間なので。ただ、アワアワして売却ボタンをクリックしちゃうのは全く別の話です。

 

・・・ ・・・

 

「こんなときにメンタルが試されるはずだから、投資において全体の2割くらい重要なのがメンタルだな~」

私にそんなことを気付かせてくれた、「ほったら本」はとってもオススメです。

インデックス投資家はもちろん、それ以外の投資家、投資に興味がある初心者にもぜひ読んでほしい!

 

山崎 元、水瀬ケンイチ(著)
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