世界株安の後でも私の資産が大して減っていない理由

投資全般

「それは現金比率が多かったから」

 

 

 

 

というのはもちろんウソで、「リスク資産」が大して減っていないという意味です。

 

・・・

 

10月は2月同様、利上げショックを中心とした様々なネガティブ要素、不透明感により米国株だけではなく、世界的な株安となりました。

 

しかし、先週は週末に下がったものの、それ以外は爆上げしたと言っていいほどの大幅上昇でした。

 

そうは言っても下落が始まった10月8日以前の株価や価格に戻っておらず、中にはマイナス10~20%の銘柄もある模様。

 

数十銘柄や数百銘柄に分散している内の2、3個が-20%ならそこまで痛くないですが、10個程度での銘柄の内2、3個が-20%なら相当な痛手でしょう。

 

さて、では私ぱたるのポートフォリオではどうだったのか?

 

確認してみます。

 

ぱたるのポートフォリオ

以下表は、2018年10月1日から11月10日までの騰落率(※)と現在の保有比率です。

ETFと投資信託が混ざっています。

※騰落率=ある期間AからBまでの上昇(下降)率

 

並びは騰落率の悪い順

ETF・投資信託 騰落率 保有比率
ひふみプラス -10.94% 3%
iFreeNEXT FANG+インデックス -8.01% 2%
QQQ -7.83% 3%
楽天VTI -6.04% 1%
iFree S&P500インデックス -5.86% 1%
VTI -5.83% 2%
楽天VT -5.39% 1%
VOO -5.18% 4%
ニッセイ 外国株式インデックスファンド -4.89% 2%
iDeCo(楽天VTI) -3.48% 3%
PFF -2.65% 33%
VYM -1.62% 9%
HDV 0.89% 36%
合計 100%

 

ほぼマイナスで、「HDV」だけぎりぎりプラス。

 

一番悪かったのは「ひふみプラス」でした。

 

「iFreeNEXT FANG+インデックス」は、FANGプラス6銘柄の合計10銘柄というバリバリのアクティブファンドですが、今回のハイテク下落の張本人たちなので当然の大幅下落。

でも、-8.01%なら思ったほどではないですね。-10%超えていると思ってた。

 

QQQの-7.83%も一時期はもっと悪かったのでこれでも持ち直したほうです。

 

・・・

 

さて、騰落率と合わせて見て欲しいのが保有比率です。

 

今回下げが少なかったベスト3は、

 

  1. HDV
  2. VYM
  3. PFF

 

この3つです。

 

保有比率はこの3つで全体の78%を占めています。

 

つまり、全体の78%を占めている銘柄の下落は限定的だったので、ポートフォリオ全体で見ても痛手は少ないわけです。

 

しかも、保有比率が最も高いHDVが僅かとは言えプラスになっているのも、痛んだ患部をクールダウンしてくれています。

 

HDVと主要指数を比較

下のチャートは、

HDV

S&P500

NASDAQ

の3ヶ月比較チャートです。

 

赤色 : HDV

水色 : S&P500

紫色 : NASDAQ

 

緑の縦ラインは下落が始まった10月8日です。

ハイテク株が多いNASDAQは一番大きく下がり、回復も鈍い状態です。

緑の横ラインはHDVが下がる直前の価格。現在は横緑ラインにほぼ近づいています。

 

・・・

 

HDVは「ディフェンシブ」な性質を持ったETFと言われています。

 

つまり、全面安の展開でも他より下落が小さくなる傾向があるということです。

 

HDVの特性

HDVの特性として、不況に強いセクターで上位が占められている点です。

 

下の表はHDVのセクター別比率。比率の高い順で並んでいます。(2018年10月現在)

セクター 比率(%)
エネルギー 21.68
生活必需品 21.17
ヘルスケア 21.04
公益事業 7.94
コミュニケーション 7.67
資本財 6.73
情報技術 5.48
一般消費財 4.76
金融 2.28
素材 0.87
不動産 0

 

エネルギー

生活必需品

ヘルスケア

公益事業

の上位4セクターで全体の71.83%

 

今回の世界株安時では特に、

生活必需品

公益事業

がむしろ上昇し、他の下落のブレーキになってくれたようです。

 

下のチャートは、生活必需品ETFと公益事業ETF、S&P500を比較した3ヶ月チャートです。

 

赤 : 生活必需品

ピンク : 公益事業

水色 : S&P500

 

特に生活必需品が上がっていますね。

 

他のセクターで売った資金を生活必需品セクターに回す投資家もいるでしょうし、「そう思う人が多くなるから自分も買おう」という投資家もいるでしょう。

 

HDVの特性がシンプルに出ただけ

ここまで見るとHDVは優れてそうです。しかし実は、

 

「こんな大きな下落でもHDVはすぐ値を戻したぞ! ボラティリティも小さかった! 良いETFだろう!」

と言いたいわけではありません。

 

世界全体が下落したときの3ヶ月間を切り取ってみればこういう結果になるものなんです。

 

この短期間のデータではそれぞれの指数の特徴が出ただけで、良いとか悪いとかの話ではないんですね。

 

チャートの期間によって印象は変わる

先ほどは3ヶ月。

 

次は、同じ組み合わせで5年チャートを見てみましょう。

 

赤色 : HDV

水色 : S&P500

紫色 : NASDAQ

 

株初心者の人に、「これを見てどれを買いたいか?」を聞けばNASDAQ指数の商品を買いたいと言うでしょう。

 

理由を聞けばきっと、

「たしかに先月は大幅に下げたけど、また上がりそうだから」

と答えるのかな。

 

ぱたるがHDVをコアにする理由

『じゃあ、HDVはダメなの? いいの? どっちなのよ~』

 

と疑問が湧くかもしれないので、ズバリ答えましょう。

 

・・・

 

それは・・・

 

・・・

 

どっちでもありません。

 

私の良い=他人にも良い、ではないんですね。

 

 

私がHDVをコアにしている理由を優先度の高い順に並べると、

 

 

  1. パフォーマンスが悪い株は無料で入れ替えしてくれる
  2. 高配当である
  3. ディフェンシブである
  4. 値上がり益も期待できる

 

 

こうなります。

 

重要なのは「1のパフォーマンスが悪い株は無料で入れ替えしてくれる」

 

これなんです。

 

個別株には塩漬けリスクや損切りの実現損が大きすぎるので、選択肢はまずETFでなければいけないんです。

 

ETFを推奨する理由はこちら

 

次が高配当。これも人によって捉え方が違うでしょう。

 

私はアラフィフなので高配当系をメイン、S&P500などの王道系はサブ、グロース系はサブサブ、というスタンスで投資をしています。

つまり、寿命が近い(笑)から成長株をメインにしづらいワケです。

 

次の3と4はいつか考え方が変わるかもしれませんが、1と2は基本的に変わらないでしょう。

3と4が変わるというのは、例えばVYMの保有比率が上がってHDVの比率が下がるとか、そういう意味です。あくまで例えですが。

 

PFFも下がったがそれでもボラティリティが小さい

今回の株安で私の資産が大して減っていない理由のもう1つ大きな要因がPFFです。

 

PFFは現在33%保有していますが、S&P500などと比べるとボラティリティが小さかったので、マイナスも限定的でした。

 

しかし、こちらの記事でも言っていますが、今年2月の下落と比べると落ち込みが大きいので、今後の戦略上、要注意銘柄です。

 

まとめ

ポートフォリオの組み方や、HDVが良いかどうかは人それぞれだと説明しました。

 

ただ、当ブログでも何度が言ってきているように、投資において非常に重要なのが「メンタル」だと思っています。

 

仮に、数千万円のリスク資産の多くがグロース株だとして、もし現金比率が少なかったら今回の下落でアワアワして要らぬ損切り、もしくは必要な損切りをしない、などの判断ミスが起きたかもしれません。

 

そういう意味では、20代くらいの若い人にとってもディフェンシブなHDVは決して悪い銘柄でないと思います。

 

もちろん、30代~40代の人も同様です。

 

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