SBI証券よ!「1,000ドルから」FXで現引きさせてくれ!
2018年1月16日、23時。
現在のドル円相場は、1ドル「108.80円」前後を推移。
先月までは110円台だったので、今はドル安の流れです。
私は当然、この機会にドル転(ドル買い)しました。
すでにしたんですけど、
「もっとドル転したい!」
まだ円資金はある。
「だからもっとしたい!」
「そう、したいんだ!!」
(はぁ、はぁ・・したい・・・)
・・・
『おい、ぱたる、そんな叫んでないで、ドル転したきゃ、勝手にすりゃいいじゃねーか』
と、思いますよね?
その通りです。
やろうと思えばできます。
「住信SBIネット銀行でね」
住信SBIネット銀行はいい銀行です。
ドル転手数料は、他社を圧倒する1ドル当たり4銭で最安。
普通に考えれば、住信SBIネット銀行で大人しくドル転すればいいのです。
「普通に考えればね」
しかし、私がやりたいのは、「※SBI FX αでドル転」することなんです。
※SBI FX αはSBI証券のFXサービスです。名前が似ている「SBI FXトレード」とは全く関係ありません。
SBI証券のドル転なら、元手44万円で28万円の金利をゲットできる
あえてSBI FX αでドル転したい理由は「元手が少なく、金利をがっぽり稼げる」からなんです。
例えば、元手が44万円あれば、年間で28万円の金利をゲットすることも可能です。
理由は2つ。
① 金利が約2.55%で、住信SBIネット銀行の約3.6倍高い。
② 25倍のレバレッジを掛ければ、本来1,100万円必要なところが44万円で済む。
どういうことなのか?
順番に説明します。
① 金利が約2.55%で、住信SBIネット銀行の約3.6倍高い。
FXでは金利のことをスワップポイントと呼びます。
スワップポイントは毎日加算されていき、現在は1ロット(1万通貨)で「75円~79円」ほどのスワップポイントがついていきます。(スワップポイントは日々変動する)
今後、金利が上昇すればさらにスワップポイントも上がりますが、仮に「1日77円」のスワップポイントが加算されるとしましょう。
1年365日 × 77円 = 28,105円
1ロット分ドルを保有していると、年間で28,105円ゲットできるわけです。
1ロット=1万通貨=1万ドルです。
仮に1ドル110円とすると、1万ドル=110万円です。
110万円保有して、28,105円ゲットできるなら「金利は2.55%」になります。
今、住信SBIネット銀行のドル金利は「0.7%」なので、約3.6倍もSBI FX αのほうが金利が高いことが分かります。
② 25倍のレバレッジを掛ければ、本来1,100万円必要なところが44万円で済む。
次はレバレッジの話。
FXの場合、先ほどの計算に出てきた110万円を全部用意する必要はありません。
レバレッジを25倍まで掛けられるので、「44,000円」用意すれば先ほどの「金利28,105円」をゲットできるわけです。
その場合の金利はなんと「63.8%」
10ロット買っても元手は44万円で済みます。その時の金利は「281,050円」
「元手が44万円あれば、年間で28万円の金利をゲットできる」とはそういうことだったのです。
為替の値動きの前ではスワップは飲み込まれる
なんか夢のような話をしましたが、実際夢みたいなものです。
上記のような皮算用がうまくいかない理由は、為替変動による含み損が出ると、コツコツ貯めたスワップなんてあっと言う間に飲み込まれるように「トータル損益がマイナス」になるからなんです。
FXでのスワップ狙いは難しいとよく言われますが、為替変動リスクはそれほど大きな波なのです。
例えば、77円の金利をコツコツ貯めて、10日後に770円になったとします。
「うひょ~ あっと言う間に770円! 嬉しいな~」と上機嫌。
ところが為替が一転。
50銭のドル安に動いてしまいました。1日で50銭動くのはよくあること。
すると、管理画面にこう表示されています。
建玉損益 -5,000円
スワップ損益 +770円
トータル損益 -4,230円
10日間の頑張りが1日(場合によっては一瞬)でマイナスに。
「悲しい・・・」
・・・
しかし、-5,000円なんてまだ可愛いもの。
この後、恐怖の強制ロスカットが待っていたのです。
恐怖の強制ロスカット
レバレッジを25倍まで掛けられるので、110万円用意する必要は無く、「44,000円」あれば1ロット(1万通貨)買えると説明しました。
しかし、損失が大きくなると自動的に「ロスカット」と言って、強制的にポジションが決済されてしまうんです。
SBI証券では証拠金の※-50%の損失でロスカットになります。
計算式は省きますがこの場合、「2.2円」ドル安になると強制執行です。
(※ ロスカット率は30%~90%に設定することも可能。)
つまり、1ドル110.00円から107.80円になるとロスカットです。
用意した44,000円の内、22,000円が無くなる計算です。
このように、FXにはメリットとデメリットがあるのです。
しかし、上手く活用できれば得をしますし、いざとなれば買っておいたドルを現金のドルとして米国株を買うことが可能です。
それがSBI FX αの「現引きサービス」です。
SBI FX αの現引きとは?
FXでは本来、ドルで売買した差額を、円で決済するサービスです。
SBI FX αの現引きとは、買ったドル(本当はシステム上だけで実際は買ってない)を、実際の「現金のドルとして」ゲットするサービスのことを言います。
なので、レバレッジ25倍の時は証拠金の44,000円を「仮で」証券会社に握られています。
現引きする場合は、1万ドル相当の円貨と、SBIのシステム上必要なプラス5%の金額が必要になります。
つまり、1ドル110円の場合、
1万ドル=110万円
プラス5%=5.5万円
トータル115.5万円
115.5万円を入金して初めて、ドルによる現引きが可能になるのです。
(プラス5%=5.5万円は取られるわけじゃないので口座に残ります。後から引き出せばOK。現引き取引可能時間は、夏時間6:00(冬時間7:00)~14:00で、14:30ごろのレートで決定し、現引きしたドルはSBI証券の総合口座に入金されます。祝日は利用不可。)
問題は円の現金を用意できないこと
「元手が44万円あれば、年間で28万円の金利をゲットできる」と言いましたが、10ロットを現引きするとなると、
10万通貨=1,100万円
プラス5%=55万円
トータル1,155万円
つまり1,155万円用意しないと現引きはできないんです。
1,155万円を円口座からひょいっと移すのは中々難しいですよね。
(※ 1ロット単位で現引きはできるので、10ロットを一度に現引きしなくてもいい)
少額積立でリスクを減らせる
どうやったら管理画面のマイナスを少しでも減らせるか?
絶対解はありませんが、「最適解」はあります。
それは、
「少額で積立できれば、為替変動リスクを分散できる」
です。
例えば、1ロット単位を10分の1の「1,000ドル」にしてくれたら、必要証拠金はたったの4,400円。
4,400円なら毎週積立もできそう。
相場がドル安に傾いても、その間に細かく積立していけば、「平均購入レートを引き下げられるんです」
管理画面のマイナスの数字も小さくなります。もちろんプラスに転じる可能性もぐっと増えます。
これにより、多少のマイナスを抱えても、ロスカットせずに持ちこたえながら、毎日チャリンチャリンと金利を得ることができるのです。
1ロット1,000ドル単位のFX業者はある
1ロットを「1,000ドル」単位としているFX業者はそこそこあります。
しかし、その業者では残念ながら現引きができない。
できても、ドル送金の手数料で旨みがない。
やはりドル連携での相性がいいSBIグループでやってほしいのです。
ちなみに、グループ会社のSBI FXトレードでは、1通貨単位から取引できますが現引きはできません。
SBI証券のSBI FX αでは「ミニドル/円」という1000通貨単位で売買できるシステムがありますが、残念ながら現引きはできません。
理想は、現在現引きサービスがすでにあるSBI証券のSBI FX αで、1000ドルから現引きしてくれれば最高です。
ドル金利が投資戦略のサポーターになる
私は会社員なので、毎月の給与の余りから投資資金に振り分けていきます。
しかし、ETFの逆張り買いが多いため、すぐに買えるタイミングが訪れるわけではないんです。
そんな時に浮いている円資金はあまり働きません。
楽天銀行は金利が良いとは言え、たったの0.1%。
もし、SBI FX αで1000ドル積立ができれば、余剰資金の活用度は飛躍的に高まります。
なんせ、楽天銀行の金利0.1%から、ドル金利は2.55%になるわけですから。
ここまで説明しましたが、いかがでしょうか?
① 1000ドル積立をして多くのドル金利をゲット
②その後の現引きを使い、少ないお金でETFが買える
上記2つのポテンシャルが分かってもらえたでしょうか?
私たち個人投資家は、0.5%リターンを上げるのも一苦労です。
だからできることは全部やる。
その中でも「1000ドル積立からの現引きコンボ」は破壊力満点です。
SBI証券さん!
頼みます!
「1ロット1000ドルから現引きさせてくれ!」
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