サクソバンク証券に「いつ特定口座に対応するか?」聞いてみた
興味がある人にとっては動向が気になる「サクソバンク証券」
興味がない人にとってはどうでもいい「サクソバンク証券」
当たり前ですね。
これに限った話ではありません。
今回は、興味がある一部の人にとって、株取引証券会社の「黒船」と言われている「サクソバンク証券に電話で問い合わせた」話をお伝えします。
聞いたことは、
Q1 : いつ特定口座に対応するの?
Q2 : いつドル買いできるの?住信SBIネット銀行からドル出金できるの?
以上です。
・・・
電話で話した方は30代くらいと思われる男性でした。
以下、応対の様子を再現。
・・・
フリーダイヤルに電話。
・・・
割と早くつながる。
男性『はい、サクソバンク証券です』
ぱたる「何点かお聞きしたいんですが、今って特定口座にまだ対応してませんよね? いつ対応するか、目途は立ちましたかね?」
『あ、それ聞いちゃいますか・・・。』
「え?」
『実は、今とんでもないことになっていまして・・・』
「はい・・・(何があった?)」
『実は、最近まで社内で「特定口座なんかいらん!」っていう反対派の勢いが強かったんです』
「はい(マジか!)」
『それが、最近入社した、若い女性社員がいるんですけど、彼女がバッタバッタと反対派を説得していって、今まさに革命が成ろうとしているんです!!』
「はい!(すげぇ!!)」
・・・
というのはモチロン嘘で、話を引っぱるほどドラマティックなものはないので、さっさと結論を言います。
実は、私が一番聞きたかったのは「Q2」の「いつドル買いできるの?住信SBIネット銀行からドル出金できるの?」
こちらのほうです。
Q1の「いつ特定口座に対応するの?」のほうはおそらく近い将来に対応すると思ったので、まずQ2から聞いた次第です。
Q2の回答は、
『今は円でしか買えないので、ドル入金もできませんが、ドルで買えるように検討を進めています。住信SBIネット銀行からドル入金できるかは、現在のところ決まっていません』
との回答。
そしてQ1の回答、
『特定口座に対応して欲しいというお問い合わせはやはり多く頂いています。現在、そちらの準備を進めていまして、少なくても、ドル買いできるようになる前に、特定口座の対応をできるかと思います』
ぱたる「それって、いつごろですかね?」
『2019年のあまり遅くない時期に対応したいと考えております』
との回答でした。
上記のように男性の方の回答を書きましたが、電話で話したため一字一句同じではなく、ニュアンスがこのような感じだと思ってください。
あ、特定口座に対応するのに、何が障壁になっているのか聞けば良かった。
・・・
さて、特定口座に対応したら、サクソバンク証券を使うか否かですが、私は「Q1とQ2の両方が対応しないと利用しないでしょう」
米国株や米国ETFを買うにあたり、円貨決済でいいという人とドル決済したい人に分かれると思います。
私の場合は、安い手数料で安くドルを仕込み、それで米国ETFを買いたいので、ドル決済は必須の機能です。
特定口座も同じく必須です。
私は確定申告する派ですが、やはり一般口座では年間取引報告書を自分で作らなきゃいけないので面倒です。
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サクソバンクの黒船外圧に動け!日本の大手ネット証券たちよ!
以前の記事で、日本の大手ネット証券でも買えない株が、サクソバンク証券では買えると紹介しました。
過去記事で「モメンタムETFのMTUM」を紹介。
他にも、「ネスレ」などを狙っている人も多そうです。
以下は大手ネット証券との手数料比較です。
取扱銘柄数 | 売買手数料 | 最低手数料 | 上限手数料 | |
サクソバンク証券 | 6,000以上 | 0.20% | 5ドル | 15ドル |
SBI証券 | 約1,350 | 0.45% | 5ドル | 20ドル |
マネックス証券 | 約3,300 | 0.45% | 5ドル | 20ドル |
楽天証券 | 約1,400 | 0.45% | 5ドル | 20ドル |
ポイントは、
売買手数料 : 0.20%
上限手数料 : 15ドル
ここの違いです。
私のSBI証券での過去の売買履歴を振り返ってみると、
平均購入額 : 3300ドル
上限20ドルに達した割合 : 20%
上限15ドルに達した割合 : 30%
このような傾向が見られました。
つまり、私の場合上限に達することは少なく、サクソバンクに乗り換えた場合、売買手数料が0.45%から0.20%と半分以下になるところが大きく影響します。
10回買ったら、浮いた手数料分で1株買える感じかな。
チリツモですが、割と大きなチリツモです。
※追記 2019年7月22日より、ネット大手3社の最低手数料は0ドルになりました!
関連記事:米国株の節税について